桜ヴルトゥーム編その４　優しいかみさまと美しいおともだち
このシリーズは元の温泉旅館三枚組（前記事参照）の制作途中でとあるMADにぶち当たり、なんか化学爆発して回想パートが脳内で小規模作品１編くらい作成されてなんとなく誕生しました
　そのMADに使用され創作の根幹にもなったBGMがあるので、よければ聞いてみてください
　回想編のイメージの解像度が微妙に上がるかもしれません

（外部リンク）神隠しの真相/しゃろう様
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薄い床板が二人の体重で僅かに軋む音を空想しながら描いた上位のお気に入りの一枚
障子＋大広間＋二人＋縁側　×1点パースという王道の中の王道の構図を消費しましたが悔いは無く
　しかしこれで桜の枝をせめて桜7くらい描けていれば究極だったとは思っている（微妙な自画自賛）

桜ヴルトゥーム編５　旅先で弟の今カレの情報をたらふく聞いてしまいおなかがいたい王

思うままに旅館のイメージを描いた一枚　シンプルながらまとまりがあり、こちらもお気に入りの一つです

再びショゴおかみが登場していますが、眼の色や身長体重は寒冷地のショゴスと完全に同じです
　本格的にファティマっぽくなって来やがった
　きっとアザトース傘下でも星団風の身長・衣装規定があるんですね…

フェチポイントはヴルトゥーム伝承の古書と古書の入った桐の箱、囲炉裏火とおつまみ周辺、更に日本酒の置かれたお皿の辺り
　というか囲炉裏の頭貫通おさかな飾りがダゴン様になってるんだけど不敬すぎない？大丈夫？

桜ヴルトゥーム編６　異邦人と名産品コーナー

「もしかしてハスくんはお姉さんにメンタルを吸い取られているのでは？」
（ヤンデレと名高かったクトゥ姉が最近精神回復しているのでありうる）

注目度の高いお土産に
　登場回数二回目の「銀の鍵レプリカ」、同じく登場二回目の非売品「ショゴスランタン」、
こっそり置いてある「アザトース傘下の旗（展示用）」、よく見るとある「精巧なミニヴルトゥームドール」、
ほかはニャルちゃんが感心するほど事業展開されている各種ヴルトゥームお土産などがあります

右側のポスターは来館した宇宙色のルヲちゃん（※「08_極彩色の夜」登場個体）がショゴスアイスに感動して直筆で描いて下さったサインアートポスターです

（異邦人02,03と同クラスの小ネタとして、このお土産屋の立地は桜ヴルトゥーム編１の廊下奥の突き当りにあるあの空間です）

桜ヴルトゥーム編７・完　

「月の光だけが二人の生と死を見つめていました　真相を知る者はもうこの地には居ません」

異邦人パートで登場し続けた行燈ですが、本編パートでのみ現実味の無い光を放っている辺り特殊な品の様です
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最期の投稿時期の予定は5月1日と決まっていて「もはや桜の季節ではない」とやる気ダウンしながら描いていましたが、イラスト制作中の4月27日は桃色の月が見えるピンクムーンの日でした　

桜の咲く4月の月かつ花の色のような桃色と、この創作の根幹である西行法師の詩を連想しまくりFoooo!\\٩( 'ω' )و//となった単純な主はモチベを回復し描き終えることができた…
という小話があります　 四季の巡りに感謝

桜ヴルトゥームは毎年春になるたびに更新される予定です
　ついでに幽木の宿は貴重な和風建築なので春以外にも神様が遊びに来るかもしれません

今回描いていて感じたのは自身は綿密なストーリーを考える力と筋道をイラストで表現する力を持っていないという事です
　しばらくは単発か短め作品で修行するか…